2021年アニメ おまけ 1
年末に投稿した2021ばーじょんのおまけ。書き足りなかった部分や、好き嫌いの理由や選出理由などなどを長々と語っていく
本当に長くなるのでいくつかのパートに分けて投稿すると思われる
一応予定している内容
・一覧
・選出されたアニメについて語り足りなかった部分を長々と語る
・途中 切りアニメについて
・好み分けや分析
・おまけ
・あとがき
2つ目の語りたいこと語る部分がめちゃくちゃ長くなると思われるので、ここら辺から分割していく
Part.1 長々語り お気に入りから高評価まで
Part.2 長々語り 惜しいからつまらない 途中 切り作品まで
Part.3 分析とおまけとあとがき
以上3パートを予定しているので御付き合いください
一覧
冬
ダーウィンズゲーム 1/1-1/7
イドインヴェイデッド 1/1-1/12
盾の勇者の成り上がり1/1- 1/16
虚構推理 1/4-1/14
放課後ていぼう日誌 1/4 ✘
オーバーロード 1/9-1/19
からくりサーカス 1/9-
月刊少女野崎くん 1/10-2/2
のんのんびより のんすとっぷ 1/11-3/29
進撃の巨人 1/11-3/29
無職転生 1/16-4/6
呪術廻戦 1/16-4/10
がっこうぐらし 1/16-1/22
Dr.STONE 2期 1/17-4/2
バックアロウ 1/18 ✘
ワールドトリガー 1期 1/18-
とある科学の超電磁砲 1期 1/23-3/26
慎重勇者 1/26-2/3
約束のネバーランド 2期 1/31-4/6
ソードアート・オンライン 1期 1/31-2/23
Re:ゼロから始める異世界生活 2/7-2/17
ひぐらしのなく頃に 業 2/8-4/5
SSSS.GRIDMAN 2/12-3/31
オルタンシア・サーガ 2/12 ✘
蜘蛛ですがなにか? 2/19 ✘
回復術師のやり直し 2/19 ✘
裏世界ピクニック 2/19 ✘
俺だけ入れる隠しダンジョン 2/19 ✘
SK∞ 2/19-4/7
Re:ゼロから始める異世界生活 2期 2/20-4/7
ウマ娘プリティーダービー 1期 2/23-3/1
憂国のモリアーティ 2/23-3/1
ホリミヤ 2/28-4/13
弱キャラ友崎くん 3/2 ✘
怪物事変 3/8 ✘
五等分の花嫁 ∬ 3/8-4/9
ゆるキャン 2期 3/23-4/7
38(完走〇27断念✘9 途中△2) 16
春
ゴジラシンギュラポイント 4/6-8/6
鬼平4/7-
ボールルームへようこそ 4/8-5/1
寄宿学校のジュリエット 4/8-4/20
ジョーカーゲーム 4/8-5/2
はたらく魔王さま! 4/8-4/21
東京レイヴンズ 4/9-
SSSS.DYNAZENON 4/14-7/25
小林さんちのメイドラゴン 4/19-8/14
86 ・ 4/19-5/3 中断 再開 10/29-11/16
ダンまち 1期 4/21-4/30
シャドーハウス 4/21-7/20
ひげそり 4/25 ✘
Vivy -Fluorite Eye's Song- 4/26-7/30
東京リベンジャーズ 4/29-12/15
ゾンビランドサガ リベンジ 4/30-8/10
NEW GAME!!! 5/1-5/14
憂国のモリアーティ 後半 5/1-7/13
ヴィンランド・サガ 5/2-5/21
BEATLESS 5/3 ✘
喰霊-零- 5/3-11/30
幼女戦記 5/15-5/20
灼熱カバディ 5/17 ✘
はめふら 5/21-6/10
スーパーカブ 5/24-7/6
シャーマンキング 5/26 ✘
Another 6/22-6/30
27 (〇21 ✘4 △ 2) 14
夏
ひぐらしのなく頃に 卒 7/6-12/31
まちカドまぞく 7/25-
はめふら 2期 8/15-10/11
小林さんちのメイドラゴンS 8/18-9/29
Sonny boy 8/19-11/24
韋駄天 8/20 ✘
うらみちお兄さん 8/20 ✘
白い砂のアクアトープ 8/31-12/30
迷宮ブラックカンパニー 9/2-10/30
9 (〇6 ✘2 △1)
秋
ブルーピリオド 10/2-12/30
コードギアス反逆のルルーシュ 再 10/4-
NEW GAME!! 10/6-10/13
宇宙よりも遠い場所 10/8-1/24
僕のヒーローアカデミア 10/13-10/30
かげきしょうじょ 10/14-10/27
不滅のあなたへ 10/15-12/21
プラチナエンド 10/19-
Takt op.destiny 10/20-12/30
王様ランキング 10/26-
見える子ちゃん 10/29 ✘
僕のヒーローアカデミア 2期 11/1-
無職転生 11/6-12/31
暗殺貴族 11/10-12/30
大正オトメ御伽話 11/13 ✘
オッドタクシー 11/15-12/6
SchoolDays 12/1-12/13
17 (〇10 ✘2 △5) 6
計90本 新作53 旧作37 (〇63 ✘17 △10) 完走率7割
(連続放送は1つ.分割は2つとして換算)
・追加で色々と語る
年末の記事では長くなってもつまらないので語らずに後回しにした部分を余すところなく語り尽す
ただ感想は「あにこれ」の方に書いているので、感想というよりは作品についてや自分語りなんかが含まれます
注意
本記事では内容に深く突っ込まないコメントだったけれど、深く突っ込んでいくので作品のネタバレが含まれる事があるので注意
お気に入り 12
今年はウマ娘の年!異論はあーだこーだ
ガチガチのスポ根で、ライバルの描写が素晴らしい
本当に素晴らしい作品だった。ここまでコンテンツが大きくなったのは一期を含むアニメが素晴らしかったからだと思う
ソシャゲとの同時展開を行うコンテンツは多いけれど、サイゲがずば抜けて打率良いのは、まぁ『バハムート』や『グラブル』等ほとんどがある程度軌道に乗ってからアニメで更に有名にしていく手法を取ってるのもあるけれど、多分、サイゲはサイバーエージェントの元で資本があって、ある程度余裕を持って新規IPを生み出せるけれど、他はカツカツで、売れてやろうという野心から余裕の無いアプリを粗製濫造させてるからなのかもしれない
事実、アニメは良くてもアプリがすぐ撃沈していくコンテンツをここ5.6年で山のように見てきた。ソシャゲ界隈は現在かなり門戸が狭く、アニメの力だけではその限られた枠に収まり切らず、もはや著名なコンテンツ(最近だとプロセカ)の力をある程度使用しなきゃ長続きしない中でのこの新規コンテンツでの大成功は本当に歴史に残ると思う
この『ウマ娘』も、何千回と言われてるだろうけれど、数年前のままのクオリティだったならば「アニメは良かったね」と言われるだけのコンテンツとなっていたと思うと、ソシャゲ-アニメの同時展開の今後に強く影響を与えたコンテンツとも言える
こんだけ言っといてなんだけれど、自分自身ソシャゲはやらないので別に今後のソシャゲ界隈を憂いてる訳でもないです。『ウマ娘』というコンテンツを見て思った事を思うがままに書き記しただけです
とまぁこんな感じで、アニメについてだけではなく色々と脱線しながら長々と書いていくのでかなり長くなります
面白いのはもちろん、視点が変わっただけでこうも見え方が変わり、考えさせられるのかと作品の凄さを感じずにはいられなかった
進撃は本当に、漫画 小説読みに関してや、"作品"の見方という観点で影響を受けまくった作品。本来なら一位にしたかったけれど、原作を読んでいたのと、新規コンテンツで大当たりした時は競馬で大当たりした時と同じくらい興奮するというのがあって、『ウマ娘』より下になったのかなぁと
自分は素晴らしいアニメだったと思っているけれど、批判の声があがるのも仕方ないと思う。ただ、制作スタッフや応援している人さえも攻撃する人は進撃から何を学んだのか聞いてみたいね
Re:ゼロから始める異世界生活 1期
まさかこれ程とは思わなかった。丁寧に描いているけど要所要所でしっかり面白いから25話爆速で見てしまった
『ウマ娘』と同時期に見て同じように新規大当たりで大興奮した作品。まぁ元々有名なレムくらいは知っていたけれど、そりゃ人気になるでしょと期待のハードルを難なく超えて認めさせられてしまった
リゼロって原作読んでないから分からないけれど、アニメの出来というか、アニメにかける熱とでも言った方がいいかな、それが凄まじいと思う。OP.EDを削ってギリギリまで詰め込んで25話良い作画でやり切って、声優も素晴らしい人を集めて、OP.ED 劇伴に至るまでハズレが一切無い。アニメ化に際して出来ることを全部やった作品だと思う。そりゃ売れるのも当たり前だよ。いや、売れてよかった
2期の後半から追い始めたバチバチの新規だけれど、アニメにかける熱というものを感じてから、原作は読まずにアニメを待って見たいと思った
VIVY
後半のはまぁ色々あるだろうけど、それまではマジでめちゃくちゃ面白い。自分は最終話Cパートのマツモトのセリフを聞いてからこの作品の評価を下げることが出来なかった
今すぐにでも感想を出したい作品で、何となく大筋はできてきているのだけれど、自分の納得する感想が未だ書けずにいる本作。自分の語彙力と表現力の無さを悔やむばかり
ラスト、失速は確かにした。それまでが100点を超えていたから少し見劣りしたってのもわかる。でもやっぱりそれまでが面白いと、失速を通り越して墜落でもしない限りはその作品に悪い評価は付けられないと思う(ギルクラ カバネリ然り)。人間そういう補正は誰でも持ち合わせているから、後半の展開に苦言を呈する人も分かるけれど、自分は気に入ってしまったんだ
ゆるキャン△ 2期
ゆるトラベルだけど一期で好きになったキャラ達の動向を見てるだけで面白いのでヨシ!
ずいずいずいずいは結構行った事ある場所で、それが精密に描かれているのはかなり嬉しかった。行ったことある場所なら初心者でもキャンプが出来るかもしれない
キャラを気に入らなければこういう作品はかなり難しいところがあるけれど、この作品は1期でそれを上手く行っていたから、2期はただキャラ達が何かしているのを見ているだけで面白い
ただ、それだけなら『けいおん』や『NEW GAME!!』なんかのキャラ達も好きだけれど何が『ゆるキャン』と違うのかと言うと、やっぱりある程度テーマがあってキャラの心情が描かれているのは勿論、"粋なセリフや展開"があるのが良い。例えば「ソロキャンは寂しさも楽しむもの」や、なでしこが姉にプレゼントするシーンなんかの、少し入れるだけで作品に深みが増すセリフや展開が良い塩梅で入ってるから、ただキャラの動向を楽しむだけの作品とは一線を画している
ヴァイキング冒険譚(聖書付き)
ザ・弱肉強食の世界をここまで描くかとリアルに迫った作品
トルケルが出てきた辺りから化ける
本当に好きで凄い作品なんだけれど、日本と海外の評価の差を見ていると、どうも外人の手前味噌というか矜恃というか、日本人が『ラスト・サムライ』や、『ブラック・レイン』が好きなのと同じように、ウチらの文化のヴァイキングを描いてくれてありがとう的な、評価を感じずにはいられない
後半クールで一気に評価が上がった。普通のファンタジー物として真っ当に面白いし、予想外の展開が多くて飽きない
流石この作品の為に制作会社を作ったのでアニメーションのクオリティは言わずもがな、そもそも長期的なプランを見据えての設立らしいので、続編もすぐとは言わないだろうけれど、ほぼ決まってるようなもので、原作をかなり消化してくれるという期待が持てるのが良い
最近はMAPPAなんかが『この世界の片隅に』の為にスタジオを設立したと有名だけれど、1つの長編作品の制作を長期的に見据えての設立というのは聞いたことが無かったのでかなりの挑戦だと思った。しかしこうやって成功してるのをみると、博打ではあるけれど制作側にも視聴者側にもメリットがあってとても良い試みだと思う
制作会社多すぎアニメ多すぎの問題は昔からあるけれど、こうやって1作品集中型はハマればとても美味しいから増えて欲しいなと安易に思ってしまうね
戦争物だけど、ゴチャゴチャし過ぎてないから頭が良い人が作ってるんだろうなってのがよく分かる。映画も良かったぞ
ファンタジー戦争系ってゲームでは結構あったけれどアニメでは中々見ないジャンルだったなぁと
第三者 三国からの某戦争を題材とした作品という事で、色々配慮しなければならないと思うけれど、それを上手くエンタメとして落とし込んでいる作者は純粋に凄いと思う
出るレース毎にライバルキャラを立ててるから、色んなキャラが出てきててもある程度埋もれていないのは凄いと思った。グラスワンダーの描き方がとても良かった
良いには良かった。7話のスズカさんの話から8話グラスワンダーのレース後のセリフまでの完璧な繋ぎが良すぎて、その後は史実があるから沿わなきゃいけないのは仕方ないけれど、特訓して盛り上げてきたのにあっさり負けっていう、演出と展開の差は少し残念だった
多分1期だけだったらグラスワンダーは大好きでも、『ウマ娘』というコンテンツにそこまでハマらなかったと思う
2期の方が自分は好きかな。もちろん1期で完成した、しっかりとしたスポ根を魅力的なキャラと一緒に描くというやり方を踏襲しての2期だというので尊重はしている
ブルーピリオド
面白いね。ただの受験物では無く、絵を通しての成長物語。それを万人に受けるように分かりやすくしている
いいよね。受験物やサクセスストーリーと見せかけての深い人間ドラマ
色々と挑戦しようとしている新しい作品としてこれからも応援したいと純粋に思えた
マンガ大賞を別に格式があるとか、権威があるとか思っていないけれど、出版社主催ではなく、一般で開催された漫画賞という物がやたらとフォーカスされるようになってきた近年、正直大衆化し過ぎていて、「次にくる_」辺りから、言ってしまえば一見がお祭り感覚で話題作に投票している現状が無きにしも非ずと思っているので、こういう純粋に面白いけれど少し地味で、他の派手なバトル漫画と比べると大衆受けしにくい作品もしっかりと拾われる賞は重要だと改めて思った。選考員にあまり商業的意図が無いのも良い
ただ、そういったしっかりと知見のある選考員の元で選ばれる賞といえば"出版社主催の賞"であるとは思っているけれど、それはそれはでその出版元の作品を贔屓している節がないとも言えないので一長一短ではある
シャドーハウス
お陰様で漫画を買った。黒も買った。綺麗な絵と不思議な世界観。"今まで見た事ない"けれど、しっかりと王道な熱い展開もあってとても面白い
雰囲気だけでも十分に楽しめる不思議な世界観、見たことない設定に惹かれて見たら、予想外に王道な少年マンガ的展開もある作品
感想でメルヘンとか言ってたけどゴシック系ですね。今まで普通に勘違いしていたので、知見を深めようとかなり調べた
18.9世紀の雰囲気が好きな自分にとってはかなりぶっ刺さりジャンルではある
wikiによると所謂ゴシック ロマンスの源流はホラーに傾倒していったけれど、どちらかといえば『シャドー・ハウス』は、18.9世紀の世界観でファンタジー的要素を入れたジャンルという物になりそうなので、ゴシック・ロマンスというよりはゴシック止まりと言った方がいいか
僕のヒーローアカデミア 1期
有名な作品だけあってやっぱり面白いね。これこそ王道を完璧に磨き上げた作品って感じ
なんとなく今まで見てこなかった作品。そろそろ終わりそうなので意を決して見てみた
13話みた時点では最高に面白かったけれど、正直目新しさはあまり感じず、王道を磨き上げられていたから見れたと思う
でも、こういう作品の欠点は、完璧に磨かれていた物に少しでもヒビが入ると一気に冷めてしまう点
意外性のある作品だと、その作品に個性があるから他に対抗馬がおらず鞍替えも出来ないが、この作品のような王道展開を続けている作品っていくらでもある訳で、いつでも鞍替えしようと思えばできる
言ってしまえばこの作品を見に来てるんじゃなくて王道展開を見てるとでも言った方がいいか
最近では『怪獣8号』でも全く同じような事を感じた。インパクトは良かったけどキャラもストーリーも既視感が拭えなくて、細目戦闘辺りからこの作品に求めてたのは迫力のある絵と爽快感だったと気付いた。そう思った時に引き止める魅力的な"何か"があれば踏ん張れたかもしれないが、無いので離れてしまった
ヒロアカも、2期の体育祭までは良かったけれど、ヒーロー殺し辺りから少し飽きが来てしまっているのは事実。詳しくは後述
高評価 26
古い名作。やっぱり面白かった。日常とバトルの切り替えがちゃんとしてて安心して見れるし、アニメーションは当時の最先端を感じた
これも『ヒロアカ』と同じような感じで王道を見てる作品
あくまでもスピンオフでここまで面白いなら本編も気になるけれど、見る機会があまりない
そもそもシリーズが本編スピンオフ含めてかなり多いし、熱が冷めたら一気に縮小してしまいそうなコンテンツ
かげきしょうじょ!
予想外に良かった。それぞれのエピソードの完成度が高くどれも良かった
夏アニメの救世主としてかなり楽しめたけど、究極言ってしまえば地味だから自分の好みに合致はしてない
言ってしまえば地味と一言で説明してしまったが、確かにキャラの話は面白いし、気になるけれど、それ以外に惹かれる物が無かったという感じ
この作品はキャラのストーリーが満点レベルに素晴らしいが、他の作品はそれ以外に「魅力的な世界観」や「目新しさ意外性」「センスのある描写」なども兼ね備えている為、この作品より上となった
逆にいえばこの作品は、キャラとストーリーを極めているだけでかなり上まで来ているから凄いとも言える
状況の理解をアニメーションじゃなくて説明で理解するくらいなら漫画を読んだ方が良さそう。話はとても良かった
見た当時はかなり熱を持てていたけれど、あまりに動きが無さすぎてもう冷めた。余程ハマった作品じゃあなきゃ最低でも2.3年早くて1年弱で熱は冷めてしまう
講談社(特にマガジン系)ってマジで最近になるまで、マガジンのアニメがゴールデンでやってたときの気分でアニメ制作に力を入れてなかったと思う
『進撃』は反省したように思われるからいいけれど、『Days』や『アルスラーン』なんかはもう完全に潰された作品
最近は『東リべ』や『不滅のあなたへ』が放送後すぐに続編決定となっているから反省したのかもしれないけれど、それ以前の作品は可哀想なのが多いね
のんのんびより のんすとっぷ
加えられていた変化が個人的には合わなかったかな。新キャラをれんげ達の輪の中にそっと入れるだけでいいのにメインにしたせいで、見たかった「のんのんびより」が見れなかったのが残念
この作品も、『ゆるキャン』と同じくらい好きな日常系アニメ。1.2期はどちらも満点レベルに大好きだったけれど、今期のは少し下がった
日常系はストーリーはある程度起承転結があれば良いと思っているし、キャラは確かに重要だけれど、自分が日常系に求めている物は、量産されている中でも光る、"センスのある展開やセリフ"だと思っている
少しでもセンスがあって他と差別化しようと努力している(というのは自分の憶測というか安易な考えかもしれないが)作品は応援したくなるし、そもそも面白い
『けいおん!』は確かに面白いし、時代を作ったレジェンド的作品ではあるけれど、言ってしまえばただのパイオニアであるだけで、今みると当たり前だけど一定水準の面白さはあるけれど、普通の日常系と大差はない
まぁそもそも『けいおん!』の後追い作品みたいな物が量産され、悪貨が良貨を駆逐した結果だとも取れるが
それは置いておいて、多分自分は放送当時見ても、逆張りと言われようとその波に乗れたかは微妙である
そんな感じで、センスという物は自分の中でかなり重要視している観点である
『のんのんびより』1.2期にもそんなセンスは随所で感じたが、3期となってくるとマンネリ化からの新しい試み、それによる従来の型の崩壊、それが上手く行けば良いが、失敗すると取り戻しは中々難しい。詳しくは感想に書いたので省くが、自分は1.2期の雰囲気のままサザエさんの様に延々と続いて欲しいと願っていたけれど、『けいおん!』ですら成し得なかった所を見ると、深夜アニメの限界を感じるね
オッドタクシー
伏線 伏線言われてるから期待するのは分かるけど、このキャラがまさかここに絡んでくる…!?みたいなのを楽しむ方が良いよ
あるレビューで「説明しないのが良いんだよ。途中の展開もラストの締めも」って言われてたけど後日談を付け足した映画化決定したらしい
まぁこういう商業展開ってもはや当たり前になってきてるけれど、実際ただの総集編って作品によって合う合わないあると思うけどこれはどうなん?
個人的にはこういうどんでん返し系って基本1回みたら少なくとも数年は見たくないと思っている
どんでん返し一発勝負の作品ではなく途中の伏線の広がりも楽しめる作品ではあるけれど、映画でもう一度見たくなる程魅力的かどうかは…
ゾンビランドサガ R
1期ほどの爆発力は無かったし、中盤の一話完結も1期の良さが薄れていたけれど、ライブに力が入ってて良かった。特にやっとみれた佐賀事変サイコー
個人的にはそこまで爆発力は求めてない。純粋にしっかりしたキャラの描き方がされてるからそれを追ってるだけで楽しめてる。そもそも最初の爆発力だけの1発ネタだけだったらここまで有名になってないでしょ
まぁ派手な方が記憶に残るから、そういう始め方で人気を掴んだ作品の宿命として仕方の無い事ではあるのだけれど、爆発力とか新鮮さでしか勝負できない作品とは断じてないとは言っておきたい
イドインヴェイデッド
良い1クール完結作品。一貫して捜査をしつつキャラの活躍や過去を描いており、完成度の高い作品
これぞ1クール完結作品。世界観の組み立てや利用の仕方が上手くて、必要最低限ながらしっかりと描けていて凄い
小説家が脚本を書く作品って個人的に最初の作り込みは凄いけれど、最後の方で何か事情があったのかは知らないけれど予想外の着地の方向にシフトしてミスするっていうのが結構あるから、上手くいったのは素直に凄いと思う
あと極々少数なのかもしれないけれど、この作品から舞城王太郎さんを知って作品を読みたいと思ったので、小説家の人が脚本をやるっていうの増えてくといいな
86-エイティシックス- 前半
1クールでかなり(精神的な意味で)満足したので、後半は気が向いたら見るかもしれない
とりあえず前半部分はかなり面白かったけど、これから共和国はどう動くのかなぁって感じ
"凄い"作品が必ずしも"面白い"要素を含んでいて"楽しめるか"って言われるとそうでは無いと思っていて、この作品も"凄い"とは思うけれど、"楽しめた"かは微妙
どっかの感想で言ったように、途中の展開を"楽しめた"と思わなければ、ほとんど自分の好きな作品とはならないと思う
『シンドラーのリスト』の様な戦争 ドラマ題材の作品を見ているような本作は、ただ単純に星を付けるだけなら高レベルになるのだろうけれど、今回選出の仕方はあくまで「自分が楽しめた 面白いと思った」であり、その中だと浮いてしまうというのが実際のところだと思う
グーグー編以降はあまり…だけど、締めでまた持ち直して結果良かった
バトル展開は、正直その後に起こるドラマの前座でしかないと思ってるからノッカーはかなり嫌い。ドラマ的な要素が良い本作は、ある種、章ごとに新しい作品を見るかの如く新鮮な気分でその章を見始めるから、20話通しての評価というのは中々難しい
ざっくり分けるなら
グーグー編>>>ピオラン編>>最初の話>マーチ編>>>>>ジャナンダ編
グーグー編は長かったけれど、1つの作品を見たようなキャラの心情が描いていて良かった
ピオラン編は今までの積み重ねがあったからこそ短く上手くまとまっていた
最初の話はこの作品の掴みとしてはとても良い。1話だけとは思えない
マーチ編は最初だから時間かかるのは仕方ないけれど2章の話としてはかなり挑戦的な長さ。ラストも結構唐突で締めはいいけどマーチの退場がね…
ジャナンダ編は求めていないバトルが多いし"刺激"も弱いし極めつけは1番の長編と中々苦しかった
最後どうなるかは分かってたけど、そこに行くまでが予想外過ぎて笑った。カルト的人気を誇る作品は違うね。逆に言えばそこまで伊藤誠というキャラがネタにでもされて無ければ「クソアニメ」って言ってたかもしれないから、ネタ要素半分は含んでる
そういえばキャラの名前が歴代内閣総理大臣の苗字から取られているというの、見ている時は普通に気付かなかった。とすれば「伊藤」と「桂」が"合わない"のは歴史を見れば当たり前なんだよな。面白い小ネタだと思った
慎重勇者
ギャグは普通に大爆笑あるし、ストーリーも視点の違いの設定など色々練られていて、正直舐めてたから不意を突かれた
2期目も行けそうなくらい面白いらしいけれど、正直これで終わりでも全然良い
多分2期やっても自分が1番よいと思った、「女神はギャグだけど聖哉はシリアス」というネタはもうないから後は他と大差ない普通の異世界転生物となりそう
大爆笑は無いけどハズレもない。もう内容は覚えてないけど安定した作品だった
ギャグの限界って感じの評価
ちょっとウケるけど大成功はしないみたいなのが『銀魂』とかを除いた完全ギャグ作品の現状だと思うな
別に自分も嫌いじゃあないけれど、ストーリー作品の方がやっぱり好きだからたまに気休め程度に見るにはいいけれど、数年後記憶に残ってるって事はほとんど無い
まぁ最近は真っ当なギャグよりは『進撃の巨人』や『チェンソーマン』みたいな所謂「シリアスな笑い」みたいな方が面白く感じる部分はあるからどんどん見ることは減っていきそうだなー
SSSS.GRIDMAN
自然なモーションで馴染んでたCGIがとても良かった。内容は原作知ってればもっと楽しめたのかな。でも一応の筋書きは分かったし締められてはいた
ダイナゼノン見た後だとちゃんと出来てたんだなーって再評価したくなった
人間ドラマとかが好きならダイナゼノンなんだろうけれど、贔屓目無しに見ても謎が多すぎ説明不足だしで良い人間ドラマが描けていたか?と思う
続編も一応決定したけれど、今度は怪獣バトルを期待してもいいかな
グリッドマンとダイナゼノンどっちが成功したか見極める力があれば期待出来るかもしれないけれど、TRIGGERだしわからんね
NEW GAME!! 1期
まぁ、いいんじゃないでしょうか。物語が普通に面白いきらら系。割と興味ある分野だった
まーーー良かったんじゃないかな。一定水準のストーリーとキャラが居ればある程度はウケる作品の典型例みたいな
後はまぁ"ゲーム会社"というのが、他のよく分からないお仕事系より明確に心躍らせて視聴を促す要因となるから良い設定だと思った
Dr.STONE 2期
序盤のワクワク感と、司に殺られた時程の絶望感はもう出せないのかなと思うと少し残念ではある。もの作りしてる時が一番面白いと思ってしまう
ワクワク感はまだこれからどうにかなるかもしれないから期待してる
正直もっと売れていいと思うけどね。要因は色々と語られてるからもう言わないけど、穿った連中から一般人、特に子供がハマれる内容なんだから上手く囲い込めばブームになりそうなんだけど、集英社は鬼滅に呪術と大変そう
似たようなジャンルの呪術を鬼滅の波乗せるのは全然いいんだけど、それだけに注視してると後続が切れた時に足元掬われそう。でもそんなこと言って30年くらい前線で大ヒットを出し続けているジャンプは凄いよね
小林さんちのメイドラゴン 1期
安定して良い。まぁストーリーとなると…とは思うけれど、アニメーションとキャラの良さで2期も見たいと思える作品となっていた
ギャグと日常は良いとして、シリアスは結局どっちつかずでぼかしてるからダメなんだと思った
1期とほとんど同じだと思うけれど、キャラの使い方は1期の方が上手かった
2つまとめて。まぁ正直1.2期に差はほとんど無い。大崩壊して無ければ別にいいかなと思ってるコンテンツ
マジな話、ある意味鬼滅より制作会社SSRの結果ここまで有名になった作品と思っているけれど、別にこれは作品を貶す訳ではなく、マジで京アニって凄いんだなーって、ゼロ年代の京アニの快進撃を生で感じてない世代の人間がこの作品で感じたという事が言いたい
アニメーションはもちろんだけれど、声優のハマりっぷりや、時流に合わせた最適解を持って作品を選び、期待を超えた作品を提供する
本当に凄い制作会社だなと思った
Re:ゼロから始める異世界生活 2期
話が話だからだいぶ失速はしたけれど、要所要所はしっかり面白い。けど、ラストのバトルは場面が途切れ途切れ過ぎて重要な場面も薄くなってしまっているように感じた
まぁ1期のスピード感の後のじっくり感は上手く行けばいいんだけど失速とも捉えられてしまうから微妙な所
ラストの全て解決でスッキリするようにしていたと思うんだけれど、アニメの構成だとめちゃくちゃ薄まってるように感じた
憂国のモリアーティ 前半
前半のクライムサスペンスと中盤の劇場型犯罪は嫌いじゃ無い。19.20世紀の雰囲気が好きなら見て損は無い
前半とか書いてあるけれど前後半まとめてこの位置
ダークヒーローは主張のブレがあると一気に冷めちゃうから貫徹して欲しかったけどまぁジャンプだししょうがないのかな
漫画版からかなりカットされており、2クールで駆け抜けたけど、個人的に好きな話やシーンは大体カットか変更されてるのが残念
(2作目までしか読んでないが)シャーロック・ホームズシリーズの聖典から少し改変した話などもあるけれど、ほとんどはオリジナルで面白い話も多い
特に歴史と絡めた設定はクラスタではないけれどとても惹かれた。それを創作として作品に落とし込んで面白いストーリーに仕上がっている
Another
ギャグかな?"逆"を狙いすぎて若干ギャグになってるのは否めない。トリックは良かったから舞台設置をもっと自然にすれば…といった感じ
ネタ的な側面で人気があるのか知らないけれど、1話毎に区切りやクリフハンガーをつけるアニメという媒体はミステリーとの相性は良さそうだけど何故か惹かれなかった
NEW GAME!! 2期
まぁ安定して面白いけど少しキツくなってきたかなーと感じた部分はないことも無い
特に触れることは無い。1期にキツさが増した程度
SK∞
殴り合い蹴落とし合いのスマブラが始まったり、マリカーもドン引きのトンデモショートカットなどなど、振り切っていて面白いし、ストーリーも王道
案外売れてるらしい。全く面白くないわけじゃないし、メインのターゲットを定めて出したコンテンツだから有り得なくはないんだけど、自分には何か1つ足りないように思えたけれど、ハマった人はキャラの愛へのメーター振り切って評価してるのかな
喰霊-零-
1話がピークで後は予定調和というか、最初の展開が合ったからこそ少し物足りなく感じた
ノンストップ退魔アクション…ねぇ
凄い試みだとは思うけれど、自分は好きではない構成と展開だったかな
突如現れた全く歯の立たない存在に為す術ないって展開が、主人公の成長に繋がり、後に復讐を果たすとかなら良いのかもしれないけれど、本当に最後まで歯が立たないのは安っぽい不幸演出で大嫌い
ゲームの負けイベを延々と繰り返すのが面白いと感じるなら見てみては
呪術廻戦
結局作画ゴリ押しでストーリーは前クールの方が好き。虎杖が完全に五条の前座になってて残念
色々と言われている本作だけど、まぁ十分面白いしウケるのもなんだかんだ分かる
でもやっぱり特定のキャラの人気が強すぎるのは、話の膨らみが狭くなりそうだから不安要素ではあるし、そのキャラが受け入れられない場合も苦しいものがある
主人公は良い奴!なのを終始見せてるから、ヒロインと結ばれるのが自然と視聴者も考えられるようにしてるのは良いと思う。よくよく考えたらラブコメにはあって当然なんだけど大事な要素!
マガジンが力入れたラブコメは『五等分の花嫁』だからもう続編は無さそう。鞍替え出来たらいいんだけど、正直自分は出来ないから取り残されて残念
ラブコメ自体需要が限られてる中で『五等分の花嫁』みたいな大ヒットの例は滅多にないから猛プッシュしたいのは分かるけどね
うん、まぁ一期は良かったと思う。ひぐらしのなく頃に"新編"として頭固くしないで見れば、作品の新しい調理の仕方は純粋に面白いと思ったし、続編への期待も高まった良い作品だったと思う
ひぐらし新編 を全て身終わった後は正直新編自体忘れ去りたいとは思ってるけれど、『業』の頃はワクワクしたのは事実だし1億歩譲って作品の批評はしません
ただ、一つだけ製作側の「新規の人でも楽しめる」とか言ってたくせに旧作の設定をバンバン出したり、やたらと新規向けに説明したりと中途半端な構成にしたのだけは許せん
コンテンツに対してリスペクトの無い続編製作ということがターゲットすらまともに定まってないグダグダから透けた令和最悪の続編
以上。Part.1はこの辺りで
あくまでおまけ程度に書いてるので続きはいつになるか分からないけれど今年半分終わるまでには全て書き終えたいな!