Nagurigaki

掃き溜め

アニメ録 2023ver

今年ももう終わりかと、別に悲壮感はないけれど一年はどんどん早く感じるようになってきたこの頃、今年は12月の下旬から書き始めて紅白を聞きながら一気に書き上げることもなく、一作一作を色々と語るおまけの部分も含めて余裕のある状態で年末の決算、個人的お気に入りと見た本数、そしてそれを並べての所感を書いていく今企画。ちなみにこれを書き始めるまで作品を見切った時になんとなく好きだなーとかベスト級だとかは思うことはあるけれど、その優劣や具体的な順位的なのは本当に全く意識しておらず、今から考えていっている。本数も意識してなくて最後に一覧を見て数えて初めて知っている

そこは結構拘っていて、例えば年始くらいにこの作品がトップと決めてしまうと、その作品より劣っているか否かの判断で見てしまうかもしれない。全て見終わった後に並べていく方が個人的にはいいと思う。だからシーズン毎でランキングを出したりしない

 

ではまずは見た作品の一覧から

(旧作途中)

 

新世紀エヴァンゲリオン 1/10- ★ △

ヴィンランド・サガ 2 1/17-8/10

水星の魔女 1/18-2/6

Dr.STONE 流水 1/19-1/22 ★

お兄ちゃんはおしまい! 1/23-5/2

TRIGUN STAMPEDE 1/23

ブルーロック 後半 1/25-4/6

とんでもスキル 1/25-5/11

虚構推理 1/26-8/22

大雪界のカイナ 1/30

天使様 2/7-7/11

便利屋齋藤 2/7

PSYCHO-PASS 1 2/9-4/21 ★

影の実力者になりたくて 2/28-7/4

進撃の巨人THE FINAL 完結編 前編 3/4

(○11△1 3 15)

 

ゴールデンカムイ 4 4/3-6/26

水星の魔女 4/17-12/31

推しの子 4/21-8/7

地獄楽 4/23-8/16

PSYCHO-PASS 2 4/28-5/26 ★

天国大魔境 5/1-10/20

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 5/6-7/20 ★

PSYCHO-PASS 3 6/1-6/3 ★

Dr.STONE New World 6/11-8/7

(○9 9)

 

呪術廻戦 8/2-12/31

無職転生 8/9-10/25

ゾン100 8/10-12/26

百姓貴族 8/14-11/27

ダークギャザリング 8/17-12/31

自販機迷宮 8/18-11/4

AIの遺電子8/21

アンデッドガール マーダーファルス8/22-10/31

SYNDUALITY Noir 8/22-12/30

わたしの幸せな結婚8/22-12/5

七つの魔剣が支配する 8/28-12/31

ライアーライアー 8/29

ホリミヤ 2 9/4-12/7

(○11 2 13)

 

SPY×FAMILY season2 10/21-12/26

bull buster 10/26-12/30

Dr.STONE New World 2クール 10/27-12/29

葬送のフリーレン 11/2 △

進撃の巨人 THE FINAL 完結編 後編 11/5

16bit sensation 11/8-12/31

アンダーニンジャ 11/8-12/30

SHY 11/8

薬屋のひとりごと 11/10 △

アンデッド・アンラック 11/25 △

陰の実力者になりたくて 2 11/30-12/28

100カノ12/6-12/29

(○8△31 12)

 

合計49 完走39 6 途中4 完走率8割弱

 

減り過ぎ。反対に映画は増えているので完全にその割を食った感じかもしれない。まぁ今年はフランチャイズの新作が多くて初めて見たり見返したりとしてたからね。でも実際の新作の完走本数は去年と数本しか変わらないので新作の触れは別にあまり変わってなく、話題作は相変わらず逃さず基本的に追ってるし、掘っていく中で予想外の掘り出しもあったりで大体のシーズンは満足したかな。来年は流石にもっと色々見ていくと思います。秋アニメを経てかなり視聴の意欲があがっています

 

以上。まだまだ時間があるから前置きの前置きで長々と語ってしまった

次は年間を通しての総括から本文の前置き

 

2023年のアニメもこれまた楽しめました。業界としては20年代に完全に移行してきたと言った感じで、20年以降に連載や掲載のはじまった作品のアニメ化が多く出てきて、作品作り自体の価値観や表現方法は別に海外程変化はしていないと思うが、何より変わったのが視聴者層の変化から製作側の意識が変わったという事だろう。それはテレビアニメで言えば『SPY×FAMIY』を走りに、狙ってヒットさせたこの作品に続けと集英社のジャンプ作品は勿論、他の出版社の作品も明らかに力を入れているということのわかるアニメの放出はここ2.3年、ひいては20年代最大の変化となるだろう。それが市場の拡大、更なる高クオリティな作品の製作と循環させていくサイクルが確立されつつある現在、その波に乗れるかが一般まで届くか否かの境界線であるというのは確かだが、それでもディープなアニメ層も大きくいるこの業界では、その下澄み側はディープなファンが支えて今までやってきたから問題はないだろうが、寧ろ上澄み側が相手にしているのは子供向けアニメもそうだがアニメ業界内ではなくドラマ そして実写映画産業でもあり、そっちの侵食の方が日本のエンタメ映像産業に於いては深刻な問題であると思う

まぁここら辺は長くなるのでまた別に。まとめるとアニメ業界内では一般向けか否かで二分はしているが別に対立しているわけでもなくアニメ業界自体が潤ってとても活気がある。でも一口にアニメファンと言っても昔よりかなりの差が出ているのは問題ではあるかな

 

業界についてはこれくらいで、次は年間放送作品をピックアップしつつ2023年アニメの振り返りや所感

今年は話題になる作品が必ずしもバトルやアクションが入っている訳でもない作品が増えたというのは特筆すべきだろうか。『推しの子』『薬屋のひとりごと』等、前者は衝撃の展開や見せ方の強さがあるけれど後者は特別尖った訳でもない堅実な作品だが、中華の後宮という舞台やこれは長い間思ってるイメージだがミステリ系の作品って日本人かなり好きだと思う。そのジャンルも合わさり韓流や中華好きの中高年の層にも話題になったか

共通しているのはどちらも製作が力を入れている作品で、やはり宣伝の重要さは一般にまで知られるまでに重要な要素なのは今でも間違いはないのだろう。もちろん製作側の宣伝だけでなくネット上での話題性や口コミも合わさった総合的なものとなっているが、その大前提はやはり製作側の宣伝でまずと届かせる必要がある

それと『薬屋のひとりごと』関連、この作品のアニメーション制作は東宝TOHO animationレーベルの TOHO animation STUDIOOLM。この、製作会社が直接の制作会社を持つ動きは、昔からアニプレックスでは「A-1 Pictures」に「CloverWorks」があったが、近年KADOKAWAは「ENGI」を作り月刊アフタヌーンで話題の『メダリスト』の制作を発表したり、バンナムバンダイナムコフィルムワークスを色々統合して設立し、子会社の「サンライズ」はもちろん、制作会社の「バンダイナムコピクチャーズ」は深夜アニメの制作に力を入れたり「8-bit-」などと業務提携していたりと、どの製作会社も自社主導でアニメの製作に力を入れてきているという変化がある。つまり自社主導ということは今までとは違い、自社と出版社そして少しの代理店で、キー局製作ではない番組を作って売っていく事になるのかな(確実に買い付けが行われた『進撃』や『鬼滅』とかのレベルでしか成し得ないかもしれない。『フリーレン』は製作に日テレが入ってどれだけ幅を利かせているかは分からないが、時間帯も含めてスポンサーも付きやすそうだから寧ろその枠で放送してくださいって感じかもしれない。『SPY』も同様)

調べると『推しの子』では「KADOKAWA 集英社 動画工房 Cyber Agent」となっており、『チェンソーマン』も結果的には配信で黒字にはなったらしいし、こんな感じで自社主導の作品は今後かなり増えていくのだろう。そしてそういう作品があったら期待はして見ていきたい

 

閑話休題。そろそろ本文に入っていく

 

例年通り「お気に入り」「高評価」「惜しい」「つまらない」4段階で分けてランク形式でそれぞれ語っていく

途中 アニメは後日投稿予定のおまけで

 

各種の選出イメージ

 

つまらない:つまらない。まぁ、2.3話見てつまらないと感じた作品は早々に切るから、主に炎上した作品や反骨精神でなんとか見切った結果つまらなかった作品などなど

 

惜しい:作品数は一番多くなるのでいくつかの選出基準を

1.名作の気概を感じたが中 後半失速したか予想よりも跳ねなかった作品

2.面白く好みとは言えないけれどつまらなくも無い、高評価から漏れた作品。

3.とにかく何も無い凡庸な作品

以上3つの観点から振り分け、1から順に当てはまる作品がティア内で上位に入っている事が多い

 

高評価:満足。世間的にはかなり高評価の作品も多く、もちろん自分も面白いと思ったけれど、好みには合っていなかったか、何か一つ足りなかった作品。または「惜しい」枠に入れるには惜しかった作品も

 

お気に入り:自分の好みにもバッチリ合っていてとても楽しめた作品たち。ストーリーはもちろん、世界観や雰囲気もかなり個人的評価の比重は重い

「名作」枠に変わって出来たものではあるけれど、お気に入り=名作の評価では無いということは留意されたし

 

ー以下はランクには除外されるがリストアップされる項目ー

 

:切った作品。大体2.3話で切る事が多い。ハッキリつまらないと思って切ったのもあれば、自然消滅も結構ある。ここでは順不同で視聴順に載せていっている

 

途中:途中作品群。主に長編アニメが多い。切るつもりは無いけれど(多分)、他アニメの消化に忙しく、また今度と後回しにしている作品。放送延期や、秋アニメ連続2クールで途中作品なども

それらの作品の現在の視聴状況(基本放送分は全部見ているが)や感想など

 

その他:OVAや短編アニメーションなど。再視聴もここ

 

ーーーーー

 

同じティア内では、この作品はこの作品より好きかなと思う物を上位にして並べています

 

その他注意

・作品概要よりはそれの自分の感想メインの書き方

・ネタバレは極力無いようにはしているけれども一応少し注意

・基本上位にいる作品が同じティアの中でもより良かったという形式で載せている。ブレはあるが少なくとも順位で前後のアニメとの関係は意識して配置はしている

・放送中 途中タイトル等はランクに入っていない

・既視聴作品(今回だと青ブタ PSYCHO-PASS 1.2)は載せていない

・分割で放送された作品はまとめて1つの選出

・好き 嫌いな理由 その他作品の雑記は後日長々と書くかもしれない

 

ではやっていく

 

TRIGUN STAMPEDE

その年代のノリが合わなかったかな。ハッキリ言ってダサいケレン味みたいな、おじさんの当時のカッコイイは今の人間にとってダサいを痛感した作品

 

大雪主のカイナ

最初から劇場版に狙いを定めればよかったと思うけれど、まぁ最近公開された続編の状況から見ても難しいからテレビアニメで引き込ませる方法をとったのかな。青年マンガみたいなボーイミーツガールポストアポカリプスは好きだけれど、結局アニメでやるならわかりやすいエンタメ要素が必要なんだよね。弐瓶作品は漫画でコアなファンが付いてる。その理由を改めて考えてほしい

 

便利屋斉藤さん

短編集みたいなものでギャグだったから良いかなと。本当にチョーさんが何か演じていたのだけしか覚えていない

 

AIの遺電子

何度も言ったけれど、こういうAI関連の作品はその世界観を舞台に描かれるエンターテインメント的に面白い作品が見たいのであって、ただの未来予知や予言が見たのではない。そもそもその警告も何回も見てきたようなのの自己解釈風焼き増しに過ぎないからね

 

ライアーライアー

物語に於いてこの主人公の物語の為の設定で一番崩しちゃいけないものを早々に崩してしまったこの作品は見る気が起きないのもそりゃ当然というわけで。まぁ続けたとしてもルールの歪曲と後出しばっかそうだしハマらないでしょう

 

SHY

ヒーロー映画疲れは実際は面白くないヒーロー映画疲れだったと、昨今の現状から改めて認識が深まった今年にまた新しくコテコテの作品を見る気が起きなかった。「なんでヒーローに」の部分が甘いとやっぱり「なんで助けてるの」「なんで行動してるの」が先行してしまって世界観に入り込めない。それが主人公も含めて先輩ヒーローも全く説明がされないのは今のヒーロー作品の環境に合ってない。あと個人的に『喰霊-0-』みたいなガキの愉快犯的な黒幕は嫌悪感が凄いので無理だった

 

所感

今年は思ってたより切った作品が少なかった。まぁ明らか最初から切る覚悟で突っ込む作品は流石に減らそうと思っていたのでこれらは大体単純に見ていく中で合わなかった作品群ということになる。こう見るとどこかしらに合わない要素がある作品が多く、単純につまらないか凡庸な作品は真剣に見ては無いかもしれないが一応見切るようにはなってきているのは、つまらない凡庸はその中でも好きな部分は見つかるかもしれないし、自分が感じるものを見つけようとする気になっているからだと思う。対して合わない無理は呆れが切る要因となるので感じる気が起きないのである

 

途中

新世紀エヴァンゲリオン

新劇場版は全部見たが、その全ての走りとなるこのテレビアニメシリーズが再放送されるということで録画して少しずつたまに見ていたけれど、完全に視聴が止まっている。全くもってつまらない訳では無いのだけれど、時間を見つけて一気に見たいと思ってしまった

 

葬送のフリーレン

凄い話題になっている製作も賭けてきてる作品で、しっかりとエピソードエピソードにテーマも時々切り込んでの重めかと思ったらギャグでクスッとさせてきたりなど、緩急の付け方が上手く少年マンガのエンタメ作品として優秀。そしてエピソード自体もクオリティが高く文句のつけどころがない流石の作品

 

薬屋のひとりごと

中華後宮&ミステリという刺さる層には刺さりまくり、所謂アニメファンに話題というよりは別の層に話題になってるイメージ。もちろん面白いし、探偵探偵し過ぎてなくてあまり踏み込まない立ち位置なのがさっと見せてくれて1話完結のスラスラ見れる作品に仕上がってて良いと思う

 

UNDEAD UNLUCK

精神が大人すぎる、普通の漫画だったら師匠や兄貴 たまに現れる味方の助っ人みたいなキャラを主人公としてるので感情移入は難しく、物語に入り込めない造りなのは勿体無いと思う。物語もちゃんとし過ぎているというか、無駄が無さ過ぎて無駄によって生まれる隙間に安心感を覚えたりすることがなく、ギッチリし過ぎてて見てて疲れる。そのクセ1話には頭の中で思いついた最高の展開にするために、風子が普通に敵に捕まってるのをほどいてアンディが犠牲になった意味が全く無いなどの穴がある、こういう隙間をネタにできない作品は扱いが難しく、かなり目立った減点要素にするしかなくなる

 

 

つまらない

ゾン100

内容は言わずもがな、制作遅延も含めて今年の最低評価とさせていただきます。ポリアンナ×ご都合主義という最悪な組み合わせのコレをまさか現代にまで見るとは思いもよらなかった。メディアミックス展開に製作も力入れてる風で話題にしようとしているけれど、その基盤も基盤であるアニメを放送するということすら出来ないのは笑えん

 

惜しい

お隣の天使様

全てが普通、いや凡庸。まぁそれも当然で、マジで何億回も見たような日常系のテンプレを繰り返しているだけで、キャラも尖っているわけでもなく、話も見せ方自体も一辺倒で飽きる。唯一良かったのは天使様が意外と積極的だったということかな

 

自販機迷宮

見る事自体楽しめはしたけれど、振り返って面白い作品かと言われればまぁこれくらいの位置だなと言った感じ。でもなろう系のこういう作品はハズレは確かにあるが、たまに見て程々に楽しめる作品を程々に楽しむくらいでいいと思う

 

とんでもスキル

今回の平均50点の作品。まぁ下はバッサリ切ったから下はかなり少なく見えるがこれが凡庸という程でもない全体的な目で見て中間の普通な作品。作画はMAPPAで飯作画は確かに凄かった。まぁ見所はそれくらいで、特別冒険に燃えたり、事件に巻き込まれてピンチとなることもない故に目を見張るものがないのは確か。正直これやるくらいなら他の有名自社制作にその人材や金を渡せとは思うが、この作品も自社と出版社のみの出資作品だし製作の事情かな

 

私の幸せな結婚

アニメを見ていく中で基本感じることのない「飽きた」と感じたという、ある意味貴重な体験をした作品。これもなろう出だが一般レーベルの女性向け作品みたいな出し方をされている感じ。内容はモロそうだがそれ以上が特になくて主人公のキャラ自体も最終の状態が見えてしまって冷めちゃったかな

 

虚構推理 2

一期よりはシーズンを通しての物語のシークエンスに興味は持てるようになっており、その事件自体も題名の通りの無いものの自由な推理ながら、筋の通っていたり、そう見せかけて実は別の思惑があったりと二転三転する展開は面白かった。まぁそれが上手くハマったのは正直社長夫人編だけだと思うのでここら辺の位置かなと。他も悪くは無いけれど話としては地味だったかな

 

アンダーニンジャ

4話で外国人の一件に型が付いてバラバラだった描写が一旦収束したところは面白かったが、そこからも同じ様な今度は同時系列のクロスカッティングは、逆に一つ一つの物語が別に相互しているのはいいが無関係で独立してるのはその物語性が弱くなって勿体無い

 

Bull Buster

予告ではモンスター退治×中小企業お仕事系かと思ったら、思ってた以上に日曜劇場っぽいvs大企業の構図になっていって、島の連合も出しゃばってくるのとか含めてよく見るvs大企業 資本の見せ方で、その解決法や今日日よくある現代風に刷新されているのは見ていて面白かった。まぁ巨獣の方が結局どうしたいのか分からず、恐怖感も威厳もあまりなくそれに立ち向かうロボアニメとしては微妙

 

アンデットガール・マーダーファルス

新本格はもちろん、ミステリ小説をある程度通っている自分からしたら、極論この作品は探偵ミステリ物なのにキャラものでそれでいてキャラ設定から緊張感がないというのがハマらなかった原因だろう。だからバトルパートは好きなのは多いが推理パートは一捻りしていて納得はするが、物語としてはどうにも

 

機動戦士ガンダム 水星の魔女

もう大河内はいいかな。色んな意味で見限りたくなった。幅のある脚本家と言っても「プリプリ」以後ここ数年は評価も大分回復して、それでも今回はガンダムだし、またデカいことやろうとして外すけど好きな要素は多分に含んだ惜しい作品かなみたいな期待で見始めて、最初1クールはギアかけ始めてからは一気に話題性にも富んだ物語で注目され、少し広げすぎで後半で回収し切れるか不安だった、予想通りの大河内で好みにもあっていた。後半も少しづつ顛末を明かしてきて敵も分かりやすく回収が進んでいると思ったら終盤、最後の最後で大河内の大好きな、頭の中で考えついた最高の一場面のための展開を始め、全てが崩壊した。これが脚本家の趣味で、ギアス カバネリ プリプリと幾度と見てきたこの展開に今回も無事辿り着き、ド滑りして辟易しました

最後の展開だけならつまらない筆頭だが、途中は確かに面白かったのでその平均で通してはこの位置

 

百姓貴族

まぁショートアニメだしエッセイだしでこれくらいかな。ギャグは『鋼の錬金術師』じゃなくて『銀の匙』っぽくて好みだったし、良い塩梅で展開されてて毎話記憶に残る良い作品でした

 

天国大魔境

ストーリーや作られた謎は気になる感じだしアニメーションも高クオリティの質の高いアニメだというのは確かなんだけれど、個人的には好みじゃないということが一番引っかかって高評価枠に入れるのはやめた。小説で3幕の転が起こってない状態で終わったマジで途中も途中だったというのと、シンプルに見せられる描写 展開に拒否感を示したのが多かったというのを含めて好みではなかった

 

七つの魔剣が支配する

4話のアニメーションに感動して続きを見ていたけれど、なんとなく残る固さがハマらなかった一番の原因かな。セリフが物語の為にありすぎだし、まんまハリーポッターのよく分からない授業パートも必要かどうか微妙。それより1話で一気にメインを見せるより少しずつ仲間に入ってくる見せ方の方が良かったと思う

 

SYNDUALITY Noir

内容が単純でそのオチに少し成長した主人公とノワールみたいな、そのオチの為の展開に物語的盛り上がりを感じず上滑りの状態で見続けた。前半はそんな感じで、後半になってキャラ紹介も終わってくると少しは説明の為のキャラの行動以外に動いているキャラに興味は持てたので面白くなっていった

 

高評価

地獄楽

時代を感じるジャンプラの中期の看板。おまけパートではジャンプラの変遷と懐古について語っていこうかな。まぁこの作品は原作の突出したセンスと和風怪異サバイバルバトル物というホント当時の作品という印象で止まっていて、今ジャンプラの看板を背負って世に出すには少しやっぱり今や今後アニメが放送される作品とは違う感じがあると思う。続編はMAPPAにとって利益があるから作られるだろうからホントMAPPAに拾われて良かったねと。まぁ製作側はもっとヒット期待したと思うけどジャンルを盛り込んだ割にはあまり跳ねなかったのはやっぱりなんだかんだ中身とキャラって大事だなーと思った

 

16bit sensation

シンプルにタイムリープしてゲーム作り、そのジェネレーションのギャップや時代錯誤のギャグが見たかったかな。まぁパラダイムシフトからのSF展開はちゃんとしてれば良かったけれど、その解決はかなり急でラストも駆け足すぎてもっとちゃんと作るを見せてほしかった

 

Dr.STONE 龍水

テレビアニメ特別編だがしっかりまとまってキャラを見せてくれる相変わらずの展開の仕方は流石だけれど、やっぱり物作りとその中でキャラを生かした活躍もさせてワクワクするというのが安定してきてなくなってきたのがやっぱりサバイバル感とか過程にワクワクとかがなくなった要因なのかなと思う

 

100カノ

ギャグはぶっ飛んでて面白く、アニメーションもそれを最大限に活かそうと拘られて凄く良かった。キャラはその作劇を盛り上げる要員としてそれぞれの特徴が生かされてギャグとなったり時に締められたりとしっかりしているが、アニメキャラ単体という目線から見るとそのアニメの中だけかな。あとそもそも恋太郎が良い人過ぎるの癖が無さ過ぎて愛着が沸かないからギャグとして見るのは面白いけれど、その真面目さをシリアスにも見せてきてもあまり真剣に見れない

 

お兄ちゃんはおしまい

7話の雰囲気が一番好きだった。最初の立ち上がりは遅いけれどキャラが集まってからは純粋に絡みが面白い。イロモノ的な感じで話題になっていたけれど普通に良く出来てる日常系で、良いアニメーションで原作を昇華させた、日常系アニメの転換期の重要作品の1つ

 

ブルーロック

いわゆるサバイバルデスゲーム系の作品で、結局見せられる策略だけなんか凄いじゃなくてキャラも見せてくれるし、展開も盛り上がって熱い少年マンガとして十分面白い作品で人気になるのも頷ける。作者の前作のマガジンのデスゲーム グロ系の全盛期に作られ今はもう全く話題にすら挙がらない作品群の一つだったところからよくここまで作り上げたと思う

十分面白かったけれど自分の好みにハマらなかった理由は、男男しすぎてるのと登場人物の属性というかキャラクター的特徴が型に嵌りすぎてる、言い換えるならその登場人物の特徴を一言で簡単に説明仕切れるくらい単純で新鮮味がなかったから

 

PSYCHO-PASS 3

2期を放送当時に見て、そこから一切の視聴を止めていたシリーズの原点回帰した新作の公開がされるということで、1期から劇場版の中長編も含めて一気に見て久しぶりにPSYCHO-PASSシリーズを堪能した今年の前半でした。やっぱり1期は面白いし、2期は合わなかった。3期は一期路線の、数話に分かれたいくつかの犯罪を追っていく中でという解決もしっかり見せてくれるし、何よりちゃんと近未来の世界観を生かした見せ方もやってくれて嬉しかった。解決も新キャラの魅力も中々過去作には届かないところもあるけれど、ワクワクした部分も多く今後のシリーズに期待が膨らんだ

 

無職転生 2

本気を出し前世でできなかったことをして成功したり、元々のキャラから招かれた失敗に折れたり、今世を生きていくルーデウスの人生を真っ当に描いているこの作品はとても好きで面白いし、学園パートもそれ程だれることなく、魅力的なキャラとの関わりや学園での出来事、突出してぶっ飛んだ面白い展開があるという訳ではないけれどとても優秀なクオリティの高い作品

 

お気に入り

ホリミヤ 2

1期のエピソードをほとんど覚えておらず、キャラの相関くらいしか覚えてなかったけれど、どのエピソードも大体面白くてかなり好きだった。テーマがある程度決まっている中での短編のエピソードの組み合わせが上手く、テレビアニメの1話としても通して良い感じだったと思う。まぁ少女漫画的エフェクトが付く演出がされるシーンに共感出来なかったりなどあったけれど、十分お気に入りと並べられる

 

陰の実力者になりたくて 1

勘違いギャグ系だけれど、主人公の狙いと外しが上手くてなろう的なツエーとオチの落としが絶妙にハマってて嫌味がない。それでいて七陰やシャドウガーデンのキャラもシリアス風ギャグとただのギャグの立ち回りで生まれるギャップの使い方が上手くて、ほとんどエピソードがないにも関わらず魅力的に見えてギャップは偉大ですね

 

ダークギャザリング

1クール目は心霊スポットフィジカル物理的攻め込みで夜宵ちゃんがメインだったけれど、2クール目の卒業生とSランクのバケモンバトルからこの作品の面白さが加速していって、カッコいい恐ろしい頼りになる卒業生らのそれぞれの特徴を活かしたバトルはぶっ飛んでて面白いしホラー部分もちゃんと恐ろしいことになっていて非常にバランスが良く楽しめる

 

陰の実力者になりたくて 2

2期はエピソードの取捨が上手く、一期で確立されたシャドウとガーデンの勘違いギャグも加速してきてその見せ方もちょろっと見せて笑いを誘ったり突き抜けてバカな方に進んだりしながら、結局物語として上手く収まっていて純粋に物語も楽しめる。あとシャドウの遊びのなりきりや個人としての自分の考えた陰の実力者的行動も一期はその溜めが少し長く感じたけれど、今期のは結構スムーズでさらに面白さが加速している

 

SPY×FAMILY season2

やっぱり求められているのはアーニャのドタバタに巻き込まれる周りなんだと改めて感じた。前半の他キャラメインの話もわざわざアニメで見る必要があるかは微妙だし、豪華客船編は正直ギャグとシリアスの境界が分からず、甲板で戦っているシーンで追い詰められているヨルさんを真剣に見ればいいのかよく分からず、その自己問答も真に来るものは無かった。しかも憎いのがロイドが戦争経験と時々見せるシリアスのシーンでその覚悟は見られるが、ヨルさんにはそれが無く、改めて今回でそれを示したかったのだろうがだったらシリアスで突き通してほしかった

 

ゴールデンカムイ 4

放送延期を経て放送され、まずはお疲れ様でした。まぁ今期は幕間的な短編の繋ぎみたいな感じだけれど、相変わらずぶっ飛んでるところもあればちゃんとしたシリアスもありの流石の緩急の付け方。無料開放で新規もガッチリ掴んでファン層を更に広げて原作は大団円で完結し、コミュニティも結構拡大してるし、しっかりアニメも完走してくれそうでまだまだこのコンテンツを楽しめそうです

 

【推しの子】

内容 アニメーション 主題歌全てが高水準で話題となり大きなムーブメントを起こした2023年を定義する代表的作品の1つ。この作者は狙ってこういう話題性のある現代のネットユーザが関心のある事象を自分の作品に組み込んで作品として作り上げられるという、時代の寵児とも言える作家だと思う。逆に言えば変化していく時代の一つに過ぎないとも言えるが、時代と逆行しても自分を曝け出す系の作品の方が好きな自分でもこの作品にハマれるくらいには面白い作品である

 

Dr.STONE 3

前半は用意シーンが半分でその準備シーンも結構端折って、それぞれの得意がその場面場面でハイライト的に使われる程度でキャラもメイン複数で回し始めて効率的だけれど物語的には勿体無いところがあると思っていたけれど、衝撃の展開で一気に千空たちをピンチに追い込んで、そこからの打開も少人数だからこそのそれぞれのキャラを生かした活躍でピンチを乗り越えていく、一期の最初の頃の過程を思い出すワクワクの展開だったし、そしてまた反撃に出ていくが千空らの反撃一辺倒ではない二転三転する、熱く興奮する少年漫画的展開や、状況を一気に変える頭脳プレーも見れて、お手本のようなラストバトルの見せ方は流石だった

 

ヴィンランド・サガ Season2

作品の真のテーマに迫る一期を踏まえての描き出しを2クールでどっしりと見せてくれた。そしてその描かれるテーマに迫るエピソードも重厚ながらちゃんと面白いし、熱くなれてエンタメとしても楽しめるアニメ作品になっていて凄い。そして後半クールで始まる戦争に行動する主人公、そしてその結末はこれまでの積み重ねがあってのカタルシスが得られて、見切ったという充実感と内容も含めてこのアニメ作品への満足感が凄かった

 

呪術廻戦 懐玉 玉折/渋谷事変

ずっと考えられてきたであろう五条と夏油の過去編はその主題歌も含めて一瞬の青春の爽やかさと儚さの両面という演出が流石で完成度が高過ぎた。そしてそれを踏まえた渋谷事変は敵味方入り乱れての混戦と群像はギャグもあれば強者vs強者という激アツ、そして因縁や関係の決着というバラエティ性に富んだ内容で毎話目が離せない展開の目白押しで見終わった後にめちゃくちゃ満足感で満たされた

 

進撃の巨人 THE FINAL 完結編 前編 後編

大好きな作品の最後の最高の完結

遂に完結したのが個人的に大きな意味を持つ。2013年のシーズン1放送からずっと追いかけていた1番好きな作品の完結。ここからアニメ世界へ入り、17年の2期放送の春までは他は話題作程度しか触れていなかったけれど、そこから18年にかけて色々見るようになっていく中で、同じように『進撃の巨人』も毎年放送されるようになって、ここから今まで続く「進撃の巨人の季節」が毎年どこかしらにやってきて、年間で一番面白かったアニメは改めてみると『進撃の巨人』となる場合が多いのである

 

振り返ってみると

17(2)は知性持ち巨人との戦いが更に繰り広げられていき、鎧 超大型の正体判明からの盛り上がりで最後の展開は4年待った甲斐があった出来。17年はそれ程他作品は見ていないのだが、まぁ進撃が一番かな

18(3期前半)は内容が壁内での人間同士の争いながらケニーという最高なキャラもいて好きだけれど、オリジナルのよりもいやゾンサガ、ゆるキャンや青ブタ ヴァイオレットなど激戦の凄い年だった

19(3期後半)はシガンシナ奪還で一番好きなキャラのエルヴィンの最高なシーンも去ることながら、壁の外のグリシャの日記のエピソードも含めて全話面白いという全アニメの中でシーズン単位で見ても一番面白いと思う。他作品についてはここら辺から少年マンガのアニメ化ブーストが凄かったけれど、少年マンガという括りで見ると進撃と比べてしまっていたかな。オリジナルもあまり強くなかった印象

20(4期数話)は数話だけだけれど、マーレ編の始まりとしては十分に面白く、年末の最終話で遂に対面という最高なところで終わってて期待値が爆上がりした。まぁ20年は業界自体が苦しんだ時期だったので他も抑えめだったかな

21(4期前半)は宣戦布告から始まりマーレ編が一気に動き出してラストへと進んでいき、この作品のテーマとして描いていった部分で更に作品に深みが増していった。でも他アニメも強く、特にウマ娘の衝撃はムーブメントと共に呑まれてしまった

22(4期中盤)は今までを根底から覆す謎が明かされ、遂に地ならし始動でラストに向かってメチャクチャ盛り上がって圧倒的だった。他は話題作は多いけれど、進撃のストーリーにぶん殴られた後だからバトル ダークファンタジー系にはもう満足していたし、ドラマ系も去年のウマ娘の壁は越えられなかった

完結編については感想でも書いたしリストでも触れるので置いておく

 

こんな感じで17年以降、18.21年を除いて『進撃の巨人』が年間で一番面白い作品だと思っている回数がこれくらいあるのだから、自分の中でこの『アニメ 進撃の巨人』完結は大きな意味を持つのである

今までは、もはやアニメの評価の仕方が「進撃かそれ以外か」という事態が発生していた中で遂に今年完結した今作。2017年からの6年、1期からだと10年。遂に『進撃の巨人』というコンテンツに終止符を打つ時が来た。得られた物はこれからも十年とは言わず一生引きずっていくだろうし、圧倒的な一番は変わらない

しかし、『進撃の巨人』がなくなった世界でもそれに匹敵はせずとも楽しめる作品はあるし実際楽しめてはいるし、今までのアニメ作品に対する見方はここまでさまざまな作品を通して培われてきたもので、その最たる例である『進撃の巨人』完結後もアニメの見方自体は変わらないし、また新しい発見や得るものがあるのかと楽しみだし、実はそんなに呪縛という程縛られてはいないと思っている

 

でも今年はやっぱり遂に完結に区切りを付けて、このコンテンツに永遠の感謝を

 

備考:新作のみ

1: 進撃の巨人 THE FINAL完結編

2: 呪術廻戦2

3: ヴィンランド・サガ 2

4: Dr.STONE 3

5: 推しの子

6: ゴールデンカムイ 4

7: SPY×FAMILY 2

8: 陰の実力者になりたくて 2

9: ダークギャザリング

10: 陰の実力者になりたくて 1

11: ホリミヤ 2

12: 無職転生 2

13: ブルーロック

14: お兄ちゃんはおしまい

15: 100カノ

16: 16bit sensation

17: 地獄楽

18: SYNDUALITY Noir

19: 七つの魔剣が支配する

20:天国大魔境

21: 百姓貴族

22:機動戦士ガンダム 水星の魔女

23:アンデットガール マーダーファルス

24: Bull Buster

25: アンダーニンジャ

26: 虚構推理 2

27: 私の幸せな結婚

28: とんでもスキル

29: 自販機迷宮

30: お隣の天使様

31: ゾン100

 

各クール総括

ここ数年延期が流れ込んできた21年冬は除いてもはや恒例となっている冬作品の惨状。年始一発目に衝撃の1クール目最終話を放り込んできた『水星の魔女』が冗談抜きでそのクール一番の話題と言ってもいいくらいで、まだ秋アニメの余韻というかそっちの方が話題になっている事が多かった印象。イロモノ枠で話題だった『おにまい』と盛り上がってきた『ブルーロック』や海外では安定した人気の『ヴィンランド・サガ』など色々あったが牽引する程の作品は無く、自分もあまりに無さ過ぎて色々探ったが切ったり、結局旧作見たりしていた

 

話題作は多く『推しの子』『鬼滅の刃』を筆頭にジャンプ系が強かった春。個人としてはここまで量を見ていなかった理由は映画を見ていたのと冬アニメの消化が遅かっただろうか。振り返ると話題作くらいしか触れてなくて春アニメについては語るのは難しい

 

『呪術廻戦』『無職転生』『BLEACH』など続編系が強く、それ以外も色々出てきて牽引する作品と節々で話題になる作品のバランスが良かった。夏もあまり作品が出ないがちだけれど、まぁ2クールの『呪術廻戦』が主題歌という部分等でも渋谷事変編も含めて引っ張った感じはあるかな

 

集英社だけじゃない、他社も賭けた作品を投入してきて、アニメファンだけじゃ無い色々な層に広まった作品も多く、それでいて『呪術廻戦』『進撃の巨人』『SPY×FAMILY』『ウマ娘』と続編系も相変わらず強く流石の秋の集中具合

来年の冬も2クールで続く作品もあるし 新作で話題になりそうな作品もあるしで楽しみ

 

そういえば今年の話題作2作に敢えて観なかった二つの作品『鬼滅の刃』と『ウマ娘 3期』

前者は単純に飽きがあるのと、劇場先行公開で1話を見ていたのと来年も同じ様な展開をしそうなのでそれまでに見ればいいやと思っていたから。後者はそもそも『ウマ娘RTTT』も見てないのでその前に3期を見るのはどうかと思った。Youtubeで見るのはなんか違う感から見てないけれど、この作品も来年新作が劇場展開されるので流石にそれまでには見ると思います

 

総評

本当に長々と書いていたらもう今丁度紅白の後半戦が始まってしまった。それにしても今年のアニソン枠は集英社大勝ちですね。鬼滅 呪術 推しの子 スラムダンク 棚ぼたチェンソーと、非参加も含めてやっぱり話題になったのってそこら辺のアニメとアーティストだった

実際今年はそこまでダークホースが跳ねたという印象はなく、有名作品は当然大体良い方向で話題になり、ディープ向けも安定して供給されつつ全体的な制作力の底上げを感じるが、ストーリーとかキャラの人気的な面で見れば今年は普通に有名作品の方が好みと感じることは多かったかな。確かに有名作品を拾って製作しているから強いのもあるが、単純に総合力だけじゃないクオリティの面で普通に付けられているという、『水星』が後半で冷めたのもあるがそろそろ一発オリジナルで勝負した自分の好みに合ったのが欲しいかな。まぁでもそういうオリジナルで面白かったのってどちらかといえばアニメ映画に多かった気がする。アニメが広まってそっちの面に狙いを定めている作品も増えてきている。まぁ実際話題になって興行の面でも成功するのって一握りではあるけれどね

 

一応今年で『進撃の巨人』からアニメを見初めて10年という事で、本格的に見始めたのはもっと後で実際には短いけれど、ここ数年一気に膨れ上がったアニメというコンテンツの強さをひしひしと感じながら改めてやっぱり良い娯楽だなと毎年楽しめていることに改めて感謝したいですね。来年もよろしくお願いします

 

以上。長くなりましたがここまでありがとうございました